「コラム」マッチングティーチャーのコラムです
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プロボノ(Pro bono)という考え方
最近「プロボノ(Pro bono)」という言葉をよく耳にします。
ご存知の方も多いと思いますが、主には「自らの専門性や知識を活かして、無償あるいは低価で、社会貢献度の高い活動に関わる」ことを指します。
もとは、「Pro bono publico」というラテン語(公共の利益(公共善)のために)を語源とし、その後アメリカでPro bono publicoがPro bono(プロボノ)と略されたという経緯があるようです。
本当の意味での先進国においては、単に経済的豊かさを追求するだけでなく、自然や他者と助け合いながら、精神的充足を得ようとする考え方や活動は、既に一般的となってきていますが、日本においてもそのような概念や精神が広がりを見せているというのは、文化的な進展を意味するのかもしれません。
(以前のようにブランドに熱狂し、物質的な豊かさ=幸せとするような価値観は、年を経るごとに減少し、次第にアジア新興国へと移転されている印象を受ける方は、少なくないと思います。)
もちろん、経済的な安定という要素は不可欠ですが、それに、社会に対する存在意義というようなプラスαの価値が付加されて初めて、本当の意味での幸せや充足が得られるという考え方は、これからの社会においてとても大切なものだと思われます。
当サイトの「教育Q&A」や「ブログ」における皆様のご協力は、まさにこのプロボノという考え方と本質を同じくするものでありますが、それが、多くの方や社会への貢献と、ご協力者様の精神的かつ現実的な利益に繋がることが、私達の最大の願いです。
個人契約家庭教師のマッチングティーチャー