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私は年配なので皆さんよりかなり時代遅れでつまらないかもしれませんが、小学校時代に担任であるおじいさん先生から「人生すべての基本は読み・書き・そろばんだからな。」と何度も言われていました。
当時は素直に「そっか、じゃあ塾に通えない自分でもできることじゃないか。」と解釈して、毎日漢字ドリル(書き)やら計算ドリル(そろばん代わり)やら、国語の教科書の音読(読み)をしていました。
とにかく、漢字を書くときはお手本そっくりな字が書けるまで何度でも書きました(ひどい時は漢字一文字でノート1ページ分になったこともありました)。
計算は途中計算から答えまで書いたらペンを置いて、声に出して暗算でできるまでくりかえしました。
国語の教科書の音読は、親の前で感情を込めて抑揚をつけながら、行間は間を空けながら、一字一句詰まらず読めるまで繰り返し読んだものでした。できるときは本文丸ごと暗記しました。
今にしてみるとなんてシンプルな勉強をしていたんだろうと恥ずかしい気持ちになりますが、そのやりかたで小中学校で習字の姉妹都市コンクールに入賞したり、作文や感想文コンクールで賞をいただいたり、珠算3級を一年経ずに取得したり、主婦になってからは、二週間で簿記3級に合格したり、保母筆記試験にストレート合格したりと、あらゆる場面で役立ったように思います。
ですから、おじいさん先生にはとても感謝しています。
そんな私からみると、今はいろんな習い事がありすぎて選ぶ事自体が非常に難しいと感じざるを得ません。
まずは、保護者の方の時間が許す限りは家庭学習教材の活用から始めてみてはいかがでしょうか。そうすることで、我が子の興味を示す対象に気づかされ、自然にどんな習い事を受けさせればいいか分かると思います。
焦って習い事を始めさせると、あれがいいこれがいいと塾から塾へと漂流しかねないので気をつけて下さい。
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