【カテゴリ】 語学・留学 |
まる覚え英単語って学校採用になるんですね!
ちょっと驚きました。
まず、先輩のお勧めのターゲットについてですが、いたって「普通」の単語帳です。似たようなものも数多くあり、ターゲットである必要性がよくわかりません。
おそらく先輩自身も誰かに勧められたからか、本屋で「売れ筋」とか書かれて平積みになっていたから買っただけでしょうね。
受験用に限って言えば、私の一押しは駿台文庫の「システム英単語」です。
なんと言っても単語を語句で覚える「ミニマル・フレーズ」が秀逸です。
似たような単語帳としてはDuoがあげられると思いますが、1つのsentenceに無理やりいくつもの頻出単語を組み込んでいるため、不自然な英文が出てきます。一方、シス単はphraseを採用しているため、そのような不自然さがありません。また、それ以外の単語帳でよく見られるような1語1語に例文が付いているタイプでもないので、効率が非常によいです。
またDuoの場合、受験向けの単語選定をしているわけではないです。よくTOEICやTOFEL、英検向けの単語帳を使っている受験生がいますが、絶対やめましょう。出てくる単語が違いすぎて、時間の無駄です。そういったものは無事に志望校に合格してからやりましょう。
ただし、アスカカルチャーの「語源とイラストで一気に覚える英単語」シリーズは例外です。受験という範疇にとらわれないのであれば、このシリーズの右に出るものはないです。
書名からわかる通り、接頭語や接尾語などの語源を用いて単語を覚える本ですが、類書に比べて圧倒的に語源の数も多く、また、学習済みの語源とのリンクがしっかりしています。
語源で覚えることで、定着がよくなるのはもちろん、未知語への対応力も大幅にアップします。
英語で勝負したい場合や、ほかの教科もばっちりで時間に余裕がある場合はぜひvol.2までやってみてください。
私事ですが、最後にもう一つだけ。
Duoは単語の発音がカタカナ表記されていますが、これは最悪ですね。
こんな本が売れ筋になっているようじゃ英語でほかの国に遅れをとるのも当然です。
|