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以前、私が個人学習塾を開いていた経験をもとにわかる範囲でお答えします。
もともと宿題が何のために必要なのか原点に戻って考えると,それぞれの生徒に必要な学力を定着させるためといえます。
ですから、宿題の有無や量の多少よりも、お子さん自身の学力がきちんと身についている上でのことかどうかが問題だと思います。あまり出されないとすると、不安になるお気持ちはよくわかりますが、習っている単元がしっかり理解できているかお子さんに2,3質問をされることをお勧めします。
私の場合は、その生徒の理解されてない箇所に絞って宿題を用意して渡して,次回の授業でそのテストをしてから次へ進むようにしていました。テストといっても簡単に口頭でするのですが,きちんと理解されてないお子さんだとまず口で答えられません。このやりかただと宿題をおうちの人に手伝ってもらったかどうかすぐにわかります。宿題が多ければいいと言えないのは,そのことからもわかると思います。
話がそれましたが、お子さんの理解度に疑問を抱かれるようでしたら直接,塾講師の方に宿題が少ないわけを聞いた上で,依頼すればいいと思います。
お互いに納得のいく形で今後の授業を続けられるように配慮することが大事です。親と先生は子供をより良い方向へと導く仲間と捉えて欲しいですね。
私が以前、保護者の方からよく言われたのは「そんなに詳しく指導を受けているなんて知りませんでした」という一言でした。
もし通われている塾に不安がおありでしたら、実際の授業を見学されるのもいいかと思います。きちんとした塾なら親身に考えて機会を作ってくれるでしょう。
その結果,物足りないようなら、思い切って他の塾に変えたらいいと思います。
どんな経緯で辞めるにしても、後々しこりのないよう気持ちよい対応が肝心です。
いろいろ勝手なことを申し上げましたが,塾側は、保護者側の意見をできる限り積極的に受け入れることがより良い教育サポートをする基本だと思います。
良い結果が得られるといいですね。塾側と話し合うのは,子供を指導してもらっている立場もあり緊張されると思いますが,ぜひお子さんのために頑張ってください。
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