【カテゴリ】 教育法・しつけ |
どうしたらほめ上手になれるか、そう悩む親を持つお子さんはそれだけで100%満たされた気持ちでいることと思います。
だから、たまにほめたつもりがお子さんにとっては200%の喜びとなって調子に乗ってはめをはずしてしまうのでしょうね(笑)正直なかわいいお子さんですね。
そこでひとつ思い出していただきいのですが、できるだけほめてあげたいと思った時から、お子さんの様子をよく見るようになりませんでしたか?大切なのはそのことであって、何もほめ上手になる必要なんてないですよ。子供は親に見守られているという安心感の中でこそたくましく育つのですから。
私はむしろ今のままで充分だと思いますが、いつもお子さんと同じ目線で、同じ感覚で、お子さんの好ましい行動を声に出して喜ぶことができれば、なお素晴らしいですね。
素直な気持ちで、あれこれ考えずに今のままをほめる・・・他人を褒める時もいちいち上手にほめようなんて考える人なんていませんよね?
気が付けば相手の行動をほめていて、自分も相手も笑顔になる・・そんな感じご経験ありませんか?
それから、悪いことばかりされてついつい怒ってばかりとありますが、本当にそうですか?叱るという行動は、相手が愛するわが子なばかり、とても不愉快な疲れを伴いますよね。こんなに言い聞かせてもわかってくれないとか、何度同じことを言わせるのとか、また泣かせてしまったとか。不愉快なことだから何度もそうしているように思っているだけかもしれません。
では考え方を変えて、同じことを100回叱ったことがあるかどうか今までを振り返って数えてみてください。誰でも間違いなくそこまではないですよね。だから落ち込まないで。自分を責めずに子育てを楽しむことです。子育てなんて100回でも200回でもドンと来い!精神でいないとできません。
そして、叱るときも褒める時も、
「~されて悲しかったよ」、「~されて嬉しかったよ」
という、その行動ひとつずつに対して最後に気持ちを伝えると子供の心にまっすぐ届くと思います。子供はただひたすらに親に
ありのままの自分を認めて欲しいのですから。
私は、ほめ言葉は3回叱るうちの1回で充分だと思います。
子供だってなかなかほめられないほうが、ほめられたときの喜びが増すのではないでしょうか。ほめ言葉はやる気にさせる魔法のようなものだから、いつもいつもでは効き目がなくなってしまいます。叱ること・ほめること=3対1でまずは始めてみてください。
なにかひとつでもご参考になれば嬉しいです。
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