【カテゴリ】 人間関係や心身の悩み |
学校が楽しくない・・・そう思うことって、つらいですよね。
私も高校1年生のときは、中学より楽しい友人との出会いや新しい部活動に対する期待も大きかった分、「こんなはずではなかったのになあ。」と思うこともよくありました。実際、友人関係も本当に信頼していいものかどうかとぎくしゃくしてばかりだった記憶があります。
でも、中学とはちょっと違う楽しさが高校にはあります。
中学のときは、知り合い同志の生徒たちが多いので、自分から頑張らなくても周りから言葉をかけられたり、気楽に友達になれたりしたと思います。でも、高校では、同じ中学からの進学でない限りそんな馴れ合いは全くないわけです。
ということは、何もかも「自分が主体になる覚悟」が必要なのです。
まず勉強が難しいということですが、きちんと授業のノートをとって、予習復習を毎日していれば、「ああそうか。」と納得できることや、「どうしてかなあ。」と疑問を抱くこともできますよね。
それを手がかりに教科担任の先生や同級生と話すことで、興味深い考えに触れることもあるかもしれません。そして、勉強することは常に新しい考えに出会うことという意識が生まれれば、難しいからこそ発見があるのだと気づかれるでしょう。
つぎに課題の多さについて言うと、それは自分の勉強に対する処理能力を高めるステップと考えることはできないでしょうか。
何を基準に片付ける優先順位を決め、何を重点的にまとめるか、どんなふうにして要領良くこなしていくかを考える良い機会だと捉えて欲しいと思います。
そうして積み重ねた経験が必ず将来の大きな力になります。
そして最後に「何でも話せる友達がいない」ということですが、それはまだまだ決定づけては早すぎます。今はまだ出会いの中でいろんな学校活動を通して見つけていく段階にあるのですから。
文化祭や運動会、部活動の合宿などでいろんな同級生たちの意外な一面を知ることができるでしょうし、自分と似たようなことに興味を持つ友達を見つけることだってあるかもしれませんよ。
「一人でもそんな友達ができればいいな。」くらいの気持ちでいることです。友達がひとりでもできれば勝手に友達の輪が広がっていきますよ。
私もそうでしたが、1年のときより2年、3年と慣れるにつれてだんだん学校生活を楽しいと思うようになると思います。
特に2年生になると今より余裕ができて高校生活を楽しめると思います。
大切なのは自分から自分の扉を閉めないことです。
ぜひ、自分から前へ進んでください。今がつまらない最悪な時だと思えば、あとは良くなるだけです。いろんなことに耳を傾けて積極的に参加しましょう。
このまま3年間こんな感じでなんて、続くわけがありません。ただなんとなく過ごす人より、悩みを持つ人のほうが今を変える力を持っているのですから。
毎日ひとつでも楽しかったことを探してみてください。応援しています。
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