【カテゴリ】 学習方法・受験勉強 |
こんにちは。
高校1年の段階で目標を持って勉強されているのですね。とてもよいことだと思います。
端的にいってしまえば、東大に合格するのに必要なのは東大に合格するだけの実力であって、それ以上でもそれ以下でもありません。塾や予備校に通う通わないの問題ではないのです。
たしかに東大生の多くは高校あるいは浪人時代に塾や予備校に通っています。しかし、学校での勉強と自習のみで合格を果たした人が一定数いることも事実です。
見方を変えてみましょう。
巷には鉄緑会などの東大に特化した塾がありますが、そういった塾の生徒が東大に合格するかといえば必ずしもそうではありません。落ちこぼれてしまう生徒も数多くいます。
両者の違いはいったいなんでしょう?
その違いははっきり言ってしまうと、解いてきた問題数でしかありません。東大に合格する人たちは、学校あるいは自宅でしっかり基礎を身につけているのです。
たとえば数学。合格者はチャートなどのいわゆる網羅系の参考書、あるいは私立の学校の多くで採用されている数研のオリジナルやスタンダードといった問題集をしっかりこなすことで数100から数1000の問題をこなした上で、塾での学習をおこなっています。
一方、落ちこぼれる学生はそういった基盤がないのに、塾に通うことで安心し、難問の解答をノートに書き写し勉強した気になっています。
質問者さんがまずやるべきことは、しっかりとした基礎を身につけることです。さいわい時間はまだ十分ありますし、自宅で学習できるようですので、あせらず着実に勉強を進めましょう。
しっかりと自学した上で、後々どうしても塾や予備校の力が必要だと考えたときは、そういったものに頼ってみるのもいいでしょう。
多くの高校生が塾や予備校に安易に頼る中にあって、あなたのように自分で道を切り開いていこうと努力することは素晴らしいことです。
ぜひ頑張ってくださいね。
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