知りたい情報は「知られたくない情報」かもしれない
「過去の生徒の指導状況」「現在の他の生徒の人数」などを気にするご家庭はわりあい多いです。
理解できるところもありますが、ここはご自身をそちらの立場において想像してみてください。
自分の子どもがどこかに合格したとして、その経緯や問題点、よかったところなどを事細かに次の生徒に公開されたらどう思うか?
私は抑制的であるというのを基本にしています。
もちろん合格の直後は「必要があればどんどん宣伝材料に使ってください」などとありがたい感謝の言葉をいただいたりもしますが、それに甘えて安易に情報を流出させると思わぬ問題が起こることもあります。
また、事実を伝えたとしてもそれをご家庭が正確に受け止めるとは限りません。
つい自分にわかりやすいように翻訳(歪めるともいう)して解釈しがちです。
ですから、直接必要と思われること以外は言いません。
首都圏の主要な進学校、寮があって首都圏からも受験できる学校なのはほぼ全部に合格者がいますし(中学受験の場合)、それは大学でも同様です。
43年も続けていれば当然のことで、ことさらにそれを強調するつもりもありません。
また、現在の他の生徒の人数やそちらの指導時間は「販売していない時間の使い方」ですので、授業料に含まれてはいないと考えています。
ご理解いただけると嬉しいです。