大学受験/各科目の勉強法
〈英語〉
私が最も自信のある科目でした。英文は段落ごとに読んでいくことが重要です。たとえ見知らぬ単語があったり文構造が理解できないことがあっても、立ち止まらずに読み続けることが大事です。とは言っても、ある程度の単語力と文法知識がなければ太刀打ちできないので最低限の知識は身につけましょう。私は『LEAP』で英単語を、『英文読解の原則125』で文法を勉強していました。英作文については、私は通っていた塾の先生に添削してもらっていましたが、やはり英語の先生に見てもらうのが一番良いと思います。また、『竹岡広信の英作文が面白いほどかける本』もおすすめです。
〈数学〉
数学は各大学によって傾向が異なるので、それに合った対策をする必要があります。私が受けた名古屋大学は微積・確率・整数が頻出なのでそれらの範囲を徹底的に演習し、残りの分野は基礎を固めました。過去問は共通テスト後に10年分ほどやり、頻出の分野はさらに古い過去問からピックアップして解いていました。
〈物理〉
私が最も苦労した科目です。私は高2の時、物理の本質を理解せずに公式を覚えてそれにあてはめていただけでした。そのため実力テストなどでは30点台をとってしまうこともありました。公式は覚えるものではなく、自分で導出して初めて使えるようになるものです。まずは公式を自分で導出し、適応条件を確認しましょう。問題演習はそのあとです。
〈化学〉
高3後半には有機化学という大きな分野が待っていたので、それまでに無機化学をある程度覚えておきました。計算問題や有機の構造決定の演習をする際は『重要問題集』などを使っていました。難易度の低い問題から高い問題まで豊富に揃っているので使いやすかったです。