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講師のブログ・Q&A

  • 男性の講師です
    東京都西東京市
    45歳
    国公立大学 教育学部

ハンドルネーム:ぴくれいとさんのブログ

2022年1月 中学入試の時事問題

いよいよ東京神奈川の中学入試直前です。
直前はやはり理科と社会に力を入れて学習することがおすすめです。もちろん、算数の感覚が鈍らないように、毎日一定量の問題を解く習慣は維持したいものです。
理科と社会については、時事問題の対策も効果があります。時事問題対策の教材は、お通いの塾で年末に配られたはずですが、学習は終えているでしょうか。それと併せて、2022年1月実施の中学入試でどんな出題があったのかを見ておき、可能な限り解いておくと心強いです。学校は違っても、入試問題を作る先生方は同じような問題意識をもっているはずだからです。

ここでは、一般の方が四谷大塚やインターエデュ等のウェブ上からすぐに入手できる理科の入試問題から紹介いたします。
浦和明の星中では大問3で、蚊の針がヒントになって「痛くない注射針」ができたという話が出ています。時々出題される生物模倣(バイオミメティクス)の技術についてですので、どんなものがあるか知っておいた方がよいでしょう。意外と身の回りの製品と関係があります。
市川中では、大問4で日食と月食に関する出題がありました。2021年5月に皆既月食が見られましたので、2022年春入試では出題されやすいはずです。金環食と皆既食、月食と日食の違い(見え方や時間や頻度)、なぜそれが珍しい現象なのかなどは必須知識ですから、十分に確認しておきましょう。
東邦大東邦中では、大問1で生態系と生物多様性(SDGs)が出題されました。社会や適性検査など他の入試科目でもSDGs関連の出題は増えていますので、どんな目標が示されていて実際にどのような政策や行動が望まれているのかはおさえておきましょう。
やるべきことはすべてやりきった!という自信をもって入試当日を迎えたいですね。